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pnpm -r, --recursive

別名: m, multi, recursive, <command> -r

次のコマンドと一緒に使用すると、ワークスペースのすべてのプロジェクトでコマンドを実行します。

  • install
  • list
  • outdated
  • publish
  • rebuild
  • remove
  • unlink
  • update
  • why

次のコマンドと一緒に使用すると、ルートプロジェクトを除く、ワークスペースの各プロジェクトでコマンドを実行します。

  • exec
  • run
  • test
  • add

これらのスクリプトの実行時にもルートプロジェクトを含めたい場合は、 include-workspace-root 設定を trueに設定します。

使用例:

pnpm -r publish

オプション

  • デフォルト: true
  • タイプ: true, false, deep

レジストリから再ダウンロードする代わりに、ローカルで利用可能なmonorepoのワークスペースのパッケージを node_modules にリンクします。 これは、yarn workspace の機能を再現したものです。

これを deep に設定すると、ローカルパッケージも subdependencies にリンクできるようになります。

この設定には、すべての環境で同じ動作をさせるために、 npmrc を使用することが推奨されることに注意してください。 このオプションは単独で存在するので、必要であれば上書きしてください。

--workspace-concurrency

  • デフォルト: 4
  • タイプ: Number

同時に実行するタスクの最大数を設定します。 無制限にする場合は Infinity を使用します。

workpace-concurrency<=0 に設定すると、max(1, (number of cores) - abs(workspace-concurrency)) で示されるようなホストのコア数を使用するようになります。

--[no-]bail

  • デフォルト: true
  • タイプ: Boolean

true の場合、タスクがエラーを投げると停止します。

このオプションは、終了コードには影響しません。 --no-bail が使われていても、すべてのタスクは終了しますが、いずれかのタスクが失敗すると、0以外のコードでコマンドが終了します。

例 (すべてのパッケージでテストを実行し、そのうちの1つでテストが失敗した場合は続行する)

pnpm -r --no-bail test

--[no-]sort

  • デフォルト: true
  • タイプ: Boolean

true の場合、パッケージはトポロジカルソートに従ってソートされます(依存元の前に依存先)。 無効にするには --no-sort を使用します。

例:

pnpm -r --no-sort test

--reverse

  • デフォルト: false
  • タイプ: boolean

true の場合、パッケージのソート順が逆になります。

pnpm -r --reverse run clean

--filter <package_selector>

詳細についてはフィルタリングに関するドキュメントを参照してください。