pnpm install
エイリアス: i
pnpm install
はプロジェクトの全ての依存関係をインストールするのに使用されます。
CI 環境では、ロックファイルが存在しても更新が必要な場合はインストールは失敗します。
ワークスペース 内では、 pnpm install
はプロジェクトすべての依存関係をインストールします。 この動作を無効にしたい場合は、recursive-install
を false
に設定します。
TL;DR
コマンド | 意味 |
---|---|
pnpm i --offline | ストアからのみオフラインでインストールする |
pnpm i --frozen-lockfile | pnpm-lock.yaml を更新しない |
pnpm i --lockfile-only | pnpm-lock.yaml のみ更新する |
Options
--force
依存関係の強制再インストール: ストアで変更されたパッケージを再取得し、互換性のな いバージョンの pnpm で作成されたロックファイルやモジュールディレクトリを再作成します。 Install all optionalDependencies even they don't satisfy the current environment(cpu, os, arch).
--offline
- デフォルト: false
- タイプ: Boolean
true
の場合、pnpm はストアですでに利用可能なパッケージのみを使用します。 依存パッケージがローカルで見つからない場合、インストールは失敗します。
--prefer-offline
- デフォルト: false
- タイプ: Boolean
true
の場合、キャッシュされたデータの失効チェックは省略されますが、存在しないデータはサーバーから要求されます。 すべてオフラインでやるように強制するには、--offline
を使用します。
--prod, -P
pnpmは、環境変数NODE_ENV
がproductionに設定されている場合、 devDependencies
にリストされているパッケージはインストールせず、既にインストールされている場合に限り削除します。 このフラグを指定すると、pnpm は NODE_ENV
環境変数の設定を無視して production 環境として実行します。
--dev, -D
NODE_ENV
に関係なく、 devDependencies
のみがインストールされ、dependencies
は既にインストールされている場合に限り削除されます。
--no-optional
optionalDependencies
をインストールしません。
--lockfile-only
- デフォルト: false
- タイプ: Boolean
これを使用すると、pnpm-lock.yaml
と package.json
のみが更新されます。 node_modules
ディレクトリには書き込まれません。
--fix-lockfile
破損した lockfile の項目を自動的に修正します。
--frozen-lockfile
- デフォルト:
- CI 環境以外: false
- CI 環境: ロックファイルが存在する場合は true
- タイプ: Boolean
true
の場合、 pnpm はロックファイルを生成しません。 lockfile がマニフェストと同期しておらず、更新が必要な場合、またはロックファイルが存在しない場合は、インストールが失敗します。
この設定は、CI 環境ではデフォルトで true
です。 以下のコードが CI 環境の検出に使用されています。
exports.isCI = !!(
env.CI || // Travis CI, CircleCI, Cirrus CI, GitLab CI, Appveyor, CodeShip, dsari
env.CONTINUOUS_INTEGRATION || // Travis CI, Cirrus CI
env.BUILD_NUMBER || // Jenkins, TeamCity
env.RUN_ID || // TaskCluster, dsari
exports.name ||
false
)
--merge-git-branch-lockfiles
Added in: v7.3.0
Merge all git branch lockfiles. Read more about git branch lockfiles.
--reporter=<name>
- デフォルト:
- TTY 標準出力: default
- TTY 標準出力以外: append-only
- タイプ: default, append-only, ndjson, silent
インストールの進行状況のデバッグ情報をターミナルにログ出力するレポーターを設定できます。
- silent - 致命的なエラーも含め、コンソールに何も出力しません。
- default - 標準出力が TTY であるときのデフォルトのレポーターです。
- append-only - 出力を常に最後に加えていく。 カーソル操作を行いません。
- ndjson - 最も詳細なレポーター。 ndjson フォーマットですべてのログを出力します。
出力される情報の種類を変更したい場合は、loglevelを使用します。
--use-store-server
- デフォルト: false
- タイプ: Boolean
バックグラウンドでストアサーバーを起動します。 インストールが完了した後も、ストアサーバーは実行し続けます。 ストアサーバーを停止するには、 pnpm server stop
を実行してください。
--shamefully-hoist
- デフォルト: false
- タイプ: Boolean
npm
や yarn
で使用されるフラットなnode_modules
構造を使用します。 警告: これは非常に推奨されません。
--ignore-scripts
- デフォルト: false
- タイプ: Boolean
すべてのパッケージ、および依存パッケージで package.json
に定義されているスクリプトを実行しません。